インバウンドマーケティングの活用のための4Step
投稿者:Web戦略室
2016/01/06 16:49
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こんにちは、新人マーケターのAsamiです。
正月太りを挽回するためにも、今週からお昼ご飯をスープに変えるようにしました。
さて、あなたはインバウンドマーケティングをご存知でしょうか?
私は、今の会社に勤め始めるまでは知りませんでした。ですが、調べるとここ数年注目されているマーケティング手法という事を知りました。
今回は、このインバウンドマーケティングについてお話したいと思います。
目次
1. インバウンドマーケティングとは?
2. 従来のマーケティングとの違い
3. インバウンドマーケティングの重要性
4. インバウンドマーケティングの4Steps
5. 最後に
1.インバウンドマーケティングとは?
まず、インバウンドマーケティングは、アメリカにあるHubSpot社の創業者であるブライアン・ハリガンとダーメッシュ・シャアによって提唱され始めたマーケティング手法の事です。
インバウンドマーケティングを英語表記すると、inbound marketingとなります。
Inboundとは、日本語訳で「入ってくる・到着する・本国行きの等」の意味があります。
イメージで言うと、外から中へ入ってくる感じでしょう。
そのイメージを持ちながら、インバウンドマーケティングとは惹きつけるようなコンテンツ(有益な情報等)を発信し、「ユーザーが自ら検索し、ユーザーから見つけてもらう」事を言います。
また、インバウンドマーケティングの事をプル型とも言います。プルとは、英語でPullと書き、「引く・引っ張る」という意味があり、インバウンドと同じような意味ですね。
2.従来のマーケティングとの違い
従来のマーケティング手法の事を、インバウンドの対義語としてアウトバウンドマーケティングと呼びます。
アウトバウンドマーケティングとは、いわゆるDMを送ったり、営業電話をかけたり、メールを一斉に送ったり、訪問販売したり、広告を出したりする、マーケティング手法の事です。
また、アウトバウンドマーケティングの事をプッシュ型とも言います。プル型とは逆でPushは、「押す・押し込む」という意味で、アウトバウンドと同じような意味になります。
3. インバウンドマーケティングの重要性
では、なぜここ数年注目されているのでしょうか?
今まで、たくさんの知らない所からハガキ・封筒・メールが届いたり、知らない電話番号から営業の電話がかかってきたり、家に訪問販売が来たりと誰しも経験しているのではないでしょうか。
私たちは、こういう事に嫌気がさし、また売り手に対し不信感や警戒心が生まれてきました。
このような事を踏まえ、従来のアウトバウンドマーケティングは効かなくなってきました。
さらに、最近ではいらないメール排除する事が出来るように、
番号表示サービスで、知らない番号の電話には出ないように、
オンライン広告をブロックするソフトも出てきました。
これらのお陰でアウトバウンドマーケティングでは、人々に届かなくなってきました。
反対に近年、情報が溢れる時代になってきています。またインターネットの普及で人々は自分の欲しいもの調べたいものをインターネットを介して自ら調べられるようになりました。
これに対応するために、出てきたのがインバウンドマーケティングです。
4.インバウンドマーケティングの4Steps
それでは、どのようにインバウンドマーケティングを進めていったらよいのでしょうか?
インバウンドマーケティングを進めていくには4つのStepがあります。
これらも、「インバウンドマーケティング」という言葉を作ったHubSpot社が提唱しているものです。
Step1:Attract(興味を喚起)
まず、Webサイトやブログ等の何かしらの自社のサイトに来てもらったユーザーに対し、自社の商品・サービスを少し欲しいと思ってもらうためになるコンテンツを提供します。
これで、ただのインターネットユーザーからサイトへの訪問者となります。
Step2:Convert(リードに喚起)
次は、CTAやランディングページやフォームを駆使して、訪問者の個人情報の収集をし、より有益な情報を提供することにより、さらに自社の商品・サービスを欲しいと思ってもらえるようにしましょう。
これで、訪問者から見込み客になってもらいます。
Step3:Close(顧客に喚起)
次に、見込み客の必要としている情報に合ったメール配信をし、リードナーチャリングをしていきましょう。
また、マーケティングオートメーションを使って、見込み客がどのサイトに訪問したり、SNSをフォローしたり、何かしらのデータをダウンロードしたりと、確認できるようにしましょう。
そして、セールスにパスをして営業活動をしてもらいましょう。
これで、見込み客から顧客になってもらいます。
Step4:Delight(ファンを増やす)
顧客になって頂いたからと言って、これで終わりません。
引き続き、メールやSNSを使って有益な情報を配信し続ける事によって、再度購入してもらうように、促しましょう。
これで、顧客からファンになってもらいます。
5.最後に
これで、インバウンドマーケティングについてご理解頂けましたでしょうか?
気になる点等何かあればコメント頂ければと思います。
これからも、このブログを読んで頂ければ嬉しいです。
よろしくお願い致します。
今回参考にしたサイトは、下記の通りです。
Innova 「5分でわかる!インバウンドマーケティング総論と実践のポイント」
Lead Plus 「インバウンドマーケティングとは」
Marketing Engine 「インバウンドマーケティングとは」
新人マーケターAsami
【編集担当:Asami】