オプトイン会員向けメルマガ配信でクリック率向上を実現するために行うこと
投稿者:コンテンツ編集課
2017/02/17 23:07
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既存会員に向けたサービス利用を促すたためのメールマガジンの配信は、サービスのグロースハックを行う上でとても重要な位置づけにあります。今回はそんなメールマガジンを配信する際に、その効果を高めるために行うべきポイントをまとめたいと思います。
ユーザーの名前を呼びかける
現在のメール配信システムの多くは、メールの本文内にタグを埋め込むことによって、メールリスト内の会員情報と日も付けたデータをメール内に表示させることが出来るようになっています。メールの冒頭に「こんちには○○さん」など、ユーザーの登録名やニックネームなどを盛り込むことによって、会員の個人に届けているメールであることを伝えることが重要となります。また、システムによって実現することが出来るのであれば、メールの件名などにもそのようなパーソナルな情報を盛り込むことにより、クリック率だけでなく、開封率の向上にも効果が期待できます。
ファーストビューに注力する
ファーストビューは購読者が一番最初に目が行くところでとても重要な役割を担っています。ファーストビューでの引きつけ次第でメルマガ全体のクリック率は大きく変わってきます。どんなにいい内容が書いてあったとしても、ファーストビューで必要がないメールと判断されてしまったら、その内容が読まれることはありません。そして購読者は「このメールには知りたい情報がありそうだ」「このメールは必要ないな」という内容をファーストビューを見た一瞬のうちにしてしまいます。そのため、ファーストビューにおいては、情報の内容だけでなく”見せ方”にも十分に力を入れることが重要となってきます。
ファーストビューチェックポイント
- ・コンテンツメリットを訴求できているか
- ・興味をひく言葉を配置できているか
- ・シンプルで伝えたいことが分かりやすいか
- ・読者が自分事と捉えることが出来るか
- ・デバイスに合わせた適切な見え方となっているか
メール上部に重要なリンクを配置する(リンクをクリックする理由を明示する)
メルマガによってサービスの利用を促進するためには、そのためのアクションを行うための導線(例えば「ログイン」ボタンなど)をメール内の上部に設置することがポイントとなります。もちろんメール内容を最後まで読んでもらうことが理想ですが、どうしてもすべてのユーザーがそのようなアクションを取ってくれるわけではありません。そのため、ユーザーにアクションして欲しい内容はなるべくメール内の上部で完結できるような構成とするのがよいでしょう。また、そのような導線を配置する場合は、ただ導線となるボタンを配置するだけでなく、読者にとってそのボタンをクリックすべき理由を一緒に明記してあげることで、メール内でのアクションを促すことに繋がります。
まとめ
メールマガジン内容の見直しは、他のマーケティングサービス同様、PDCAサイクルをまわすことが大切となります。
また、上記の他にもクリック率を高めるための考えには
・配信日時を意識する
・顧客のセグメンテーションをする
・送信者を明らかにする
などメール配信方法や運用における改善を行うことでその効果を高める方法など、様々な要因を組み合わせて行う必要があります。
数値の計測を行って、そちらのデータを元に、トライアンドエラーを繰り返し、魅力的なメルマガ配信を行っていきたいですね。
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【編集担当:小田】