デジタルマーケティング成功への秘訣は「融合」!?
投稿者:fswp1311
2018/02/15 13:58
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こんにちは、マーケターのAsamiです。
2018年も早1ヶ月が過ぎてしまいました。本当、年を追うごとに月日が経つのが早くて驚きます。
と言うこともあって、だいぶ時間がたってしまいましたが、2017年11月8日~10日まで幕張メッセで開催された「Japan IT Week [秋]2017」に参加してきました。
そこで、いくつかセミナーにも参加してきたので今回は、11月9日の特別公演「デジタルマーケティング最新動向」セミナーの中の日本オラクル株式会社 常務執行役員 マーケティング本部長 チャールズ・ニキエル氏による「デジタルマーケティング成功への道のり」を紹介したいと思います。
目次
1. マーケティングと営業の融合
2. マーケティングの成功に欠かせない3つの指標
3. 最後に
1.マーケティングと営業の融合
現在、マーケティング部門と営業部門を別々の部署に位置付けている企業がまだ多い傾向にあります。その理由はもちろん、企業内における営業とマーケティングに求められる役割が異なるからです。
しかし、昨今のデジタルの発展とともにマーケティングに求められる領域は拡大の一途をたどっています。そのため「営業とマーケティングは、今後3年以内に統合される。」とニキエル氏は予測しています。
今までの営業方法としては、顧客とランチをしたり、ゴルフを一緒に楽しんだりして距離を詰めたりしていましたが、そういった営業手法がどんどん淘汰されてきています。
逆にデジタルを使った営業手法が主流になってきており、SaaS(Software as a Service)を採用した企業の収益が2倍になったという事例もあるくらいです。
また、マーケティングも同様で今までの主流な手法は広告でしたが、上記でも記した通りデジタルが発展し世の中には情報が溢れかえっている時代になり、広告だけでは顧客の心を掴めなくなってきました。
このような時代に突入し、マーケターには①アート・②サイエンス・③ビジネスの3つの能力が求められるようになりました。
「① アート」いかにクリエイティブなマーケティング施策を考え、世の中に発信でき、「②サイエンス」様々なデータを分析する能力を持ち、「③ビジネス」自分たちのKPIに対してどの程度達成でき、結果事業にどのくらい貢献できたのかまでのプロセスを行うことで初めて成功に近づけるのです。
この3点を網羅するためにはクリエイティブな脳と数字を見る脳の両方を兼ね備えるマーケターが必要となります。
2.マーケティングの成功に欠かせない3つの指標
今までのマーケティングは事業にどのくらい貢献できているのかを気にする人は少なかったが、これからはより成果が重要視されるように変化してきました。
そのマーケティングの成功の指標として、挙げられているのが下記の3点です。
① 認知(Awareness)-リーチ数、PV数など
② デマンドジェネレーション(Demand Generation)-CVR(コンバージョン率)
③ 価値(Value)-ROI
少し前までは、マーケティング施策において①のリーチ数やPV数が重視されていましたが、データ分析などを行うことが主流になってきてからは、どのくらいの見込み客を獲得できたのか、お問い合わせをいただいたのかなどの②のコンバージョン率に注目が集まりました。
そして最終的には、企業の事業に対してどのくらい貢献できたかまでをマーケティング部署の指標とするのが近年のトレンドです。
マーケティングの成果主義の流れが、営業部門とマーケティング部門の統合がこれからは進んでいくと言える理由でしょう。
そういう時代の流れを背景として、新たな概念として営業とマーケティングが融合したスマーケティング(Smarketing)という言葉もできました。最近は、このスマーケティングを採用し、成功している企業が続々と増えているようです。
3.最後に
いかがでしたでしょうか?
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
今や情報が溢れかえっている時代でマーケターはターゲットとするユーザーに刺さる施策を考えていかなければいけません。
しかし一方で、ユーザーは自身の気になる情報を検索し、ユーザー自ら発信できる時代にもなっています。ということは、企業がソートリーダーシップを発揮して、関心を集めることができれば、ユーザー自身が自社サービス・製品のことを語ってくれるようになるでしょう。
そういう状況を作り出すためには、これからは企業はまず「ユーザーが企業について発信してくれる状態」を目標設定した上で、一貫したストーリーを展開することでユーザーの関心を集めることが大事ですね。
ソートリーダーシップに関しては、こちら↓
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これからも、このブログを読んでいただければ嬉しいです。
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